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2.履歴書や職務経歴書を書く その1<履歴書の選び方>その2<写真>

履歴書や職務経歴書を書く、ですが、基本的には一般的な就活本や求人サイトでとても細かく万人にわかりやすく書いているので、そちらを参考にしていただけたらと思う。
ここでは基本的ではなく、私の独断と偏見がざわざわ見えてしまう書き方をさせてもらう。
とはいえ、私も採用にかかわってきた人間なので、そこまでずれたことは言っていないつもりであるし、中途の就職試験を含め、何度もこの書き方で書類選考はクリアできてきているので、問題ないであろう。

そのため、ここに書いてある通りにやったらダメだったからと言って、私のせいにはしてはいけない。
たとえば私は「印鑑なんて、あってもなくてもいい」と思っている。しかし、担当者や募集職種によっては「履歴書に書いてある以上はそこにきちんと、押してくるのが礼儀というものだ」という人もいるであろう。
そこは自分で判断をして、おこなってほしい。
そうした分岐点やポイントごとに、自分の判断で行動できるかどうか、が採用選考では見られている。

ちなみに、履歴書に「受かる書き方」は存在しない。同じ書き方でも、書く人の内容によって、当然、結果がわかるためだ。何もしてこなかった人と、インターハイ優勝した人、どちらかしか採用できなければ、ここまでの情報なら採用される側は明らかである。
だから、私は「落ちづらくなる履歴書の書き方」というものを教える。

まちがっても「俺は俺らしく書くんだぜ。それで落ちたら、こっちから願い下げだぜ!」なんてくだらない、とんがりはいらない。書き方で目立ってしまっては、本当に伝えたい内容がかすんでしまう。どうせ目立つなら、内容で目立とう。

なお、最近はデジタル履歴書も普及してきているが、汎用性のあるものとして、紙での書き方をイメージしたアドバイスとする。

①履歴書

在学中の学校の履歴書があれば、それを買って使用するのがベスト。大抵は、A4サイズ1面で収まっており、書き込む個所も最小限になっているため、書く側の負担が少ない。

市販のものだと転職者にも対応できるようになっているためA4サイズ2ページと書き込む項目が多く、大抵の場合は空白になったり、何を書いていいのかわからずおかしな文章をぶち込む結果になったりと、新卒には使い勝手が悪く思える。

また、バイト用に用いられるものは志望動機の箇所が非常に少なく、有効なことを何も伝えられないし、その履歴書を選んだ非常識さを感じたり、あえて書くことを少なくしたくて選んだのだろうかと邪推されることもある。

それでもこれで出してくる学生は、たまに、いる。意味があるのかな、と内容を見てみるが、それを選んだ意図を感じる人は今のところいない。就活をしている友達がいないのか、情報収集能力が低いのかと勘ぐってしまう。

学校指定の履歴書がベストです。

 

②写真

超重要。

ちゃんとした写真屋さんへ行って撮ってもらうのがベストだろう。スピード写真でもきれいにできるものが最近は増えている。ポイントは、きちんと髪をセットして、襟元をしっかりさせる、ネクタイが傾いていない、体が傾いていない、など、ちゃんとした写真を撮ること。胸元から上、カラーというのがオーソドックスなものである。

「ちゃんとした」とは何かと問われれば、出来上がった写真を客観的に見ておかしなところがないこと、が言える。写真屋さんでとると、撮影時におかしなところは、直してくれるので、そういう意味でもよい。ネガを取っておいてもらえば、初回の撮影金額よりも、安く再度現像してくれる。ただ、スピード写真などと比べると高い。それでも、早く決めればいいわけで、そういう意味でも、少し高い金払ってでもちゃんとした写真を撮って勝負に行ったほうがいいと思う。

写真で、めちゃくちゃ長文になっているのだが、これには理由がある。とにかく、写真を見ただけで爆笑、はなぢぶーなものがとても多いためだ。きちんと確認してほしい。


写真が動物(アイコンのつもり?)

背景が家の壁、背景がごちゃごちゃしている

私服

服装が乱れている

メガネが攻めている(レンズが黄色、フレームが赤で変なデザイン)

加工が強い(違和感が強すぎる)

写真が縦長や横長

腰から上全部を撮影

……検討してみると、おそらくおかしな写真の大半は、「スマホの自撮り」を利用したものである。背景はどうやっても、自撮りだとうまくできない。影の映り込みをなくすことが必要だからだ。その他、サイズを調整するのも強引に伸ばしてしまったり、加工も市販のアプリを使えば強めにされてしまったりする。
また、最近増えてきたWeb履歴書の写真で見ると、こんな例もある。


写真が横向き。

……これが、実は結構いる。頑張ったけれど、縦にならなかったのだろうか。でも、そのまま出してはダメでしょ。
もし意図せずなってしまったのなら、提出したときに、メールなどで説明をして理解してもらう努力をしましょう。

写真は、履歴書の中で最も印象に残りやすいポイントなので、大切にしたほうが良い。
また、最終面接などで接する役員は、本人に会うよりも先に、この履歴書の相手と会う、ということを忘れないようにしよう。

通販でも使える証明写真のサービスはある

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