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履歴書や面接ですぐにこたえられるようにしておくべき志望動機 その1<なぜ重要なのか>

2017年の就職活動も、4月が終わりに近づき、いよいよ内々定の出始めた方も増えてきたと思います。
また、選考や内定を辞退する会社が出てきたころではないでしょうか。

一方で、周囲が決まり始めた、ということで「そろそろ始めないとまずいのでは」と焦り始めたり、「なぜ自分だけ受からないのだろう」と周囲との差を感じ始める人も増えてきたことと思います。

今回は、人事が履歴書や面接、自己紹介を見るときに、ココを押さえておけば、まずは間違いない!という「3つの志望動機」と、その志望動機の決め方のポイントを、4回にわたってお伝えします。

第一回のテーマはその重要性です。
これを考えることで、適当に手を抜いたり、勝手な自分の思い込み・思いつきなどで志望動機を書いたり、発言したりすることのないように、慎重になってほしいと思います。

「志望動機」は、採用するかしないか人事にすべてを決めさせますし、あなた自身にとっても、どんな会社を受けるべきなのかを決めさせてくれる大切な項目なのです。

◆1.志望動機とは選考においてどういう役割を果たすか

過去にも「3.履歴書や職務経歴書を書く その5<ゼミ研究分野・志望動機>」http://wp.me/p8zDvR-2M
で、伝えていますが、志望動機は「やりたいことが、この会社につまってます!っつーかまじココしかぴったりのところ無いっす!だから働いたらチョー意欲的に働くと思うよ!」ということを伝える項目です。

採用や選考を行っていても、志望動機で落とすことは、とても多いです。
もともとの受験者数が少なかったりすると「コミュニケーション力があればいい」「健康なだけでいい」といった会社もありますが、それなりの規模であったり、社内リソースのグレードアップをはかっているような計画的な経営ができている企業は、とても大切にします。

社風を大切にできる人材、いずれリーダーなど管理職として活躍してほしい人材など、ターゲットとなる人材を明確にしているからです。
逆に言えば、そうでない人材は、必要としていない、と言っても過言ではありません。

バリバリ周りを引っ張る人をほしい会社では、周りに合わせすぎる人は弱く感じますし、
周りに合わせる人をほしい会社では、引っ張る人には環境をひっかきまわす不安があります。
志望動機を明確にすることで、相手にそれを伝えられるので、入社してから「こんなはずじゃなかった」となることも避けられます。

逆に、これを伝えたことによって、その選考がいくら自分にとって「うまくいった!」と思えても、会社としては「素晴らしい学生だけれど、うちにはあっていないかな」という判断をさせることもあります。
そのため、いくらうまくいっても通過できない、ということが起こるのです。

「縁がなかった」というのはまさにそういうことですので、いちいち気にせず次に進みましょう。
(逆に会社側も皆さんから内定や選考の辞退をされることがあります。お互い様なのです)

◆2.もちろん選考を通過する上でとても大切

そのような項目なので、もちろん「選考を通過する」という上でも、とても重要な項目です。
仮に履歴書で確認しない会社であっても、自己紹介のタイミングで聞くし、それらがなくても面接の段階で確認します。
私も過去の転職でココを徹底的に煮詰めてから受けた会社は、かなりの確率で伝えた次の段階まで進めていました。

志望動機を詰めておくと、面接官からのいろいろな質問にも関連して答えやすくなりますし、自分が行きたい業界や職種を明確にしていくこともできるので、選考を進む中で「なんか違うかもしれない」となりづらいです。

受ける業界や職種が絞り込めて来ることはもちろん、社風や福利厚生についても選考の段階で「ここがこうだから、私の働きたい会社ではない」と明確になります。

自己診断するうえでも志望動機を決めるフェーズ(場面・段階)はとても大切です。
たくさんの会社や業種を受ける、特に就職活動の前半など、手を抜かずに一社一社、その業種ごとに練りに練って、志望動機を準備しましょう。

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