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2.選考を予約する ~基本となる3つの入り口~

・予約、についてどんなイメージ?

皆さんは、予約についてどんなイメージですか?
簡単に行ってしまえば、レストランの予約みたいな感じかな。
窓口に連絡して、参加日時を伝えて、あとは持ち物を持って行く。
Webならもっと簡単。参加日時をチェックして、クリック。

簡単ですよね。

行きたい日時をキープするだけの話なのだから。

やり方さえわかれば、小さい子だって、このくらいはできます。

就職活動における予約も、それと同じようなもの。
簡単に、説明会、インターンシップの予約はできます。

でも、忘れてほしくないのは、

その行為の向こう側には、採用担当者がいる、ということです。

これを忘れてしまうと、考えてもいないところで、判断をされてしまいます。
そうならないように、注意すべきポイントを書きました。

そして、予約する方法にもいろいろあります。

それぞれで、使い方や特徴が異なってくるので、まずはその話から始めていきましょう。

 

・就活で活用する窓口やサイト

まず、どんな窓口が存在するでしょうか。
大きく3つ、ここでは上げて、特徴も見てみましょう。

1.学校
2.就職サイト
3.直接企業

【1.学校】

就職課やキャリアセンターなど、呼び方はいろいろですがキャリアコンサルタントや、毎年学生の就職活動にかかわる「専門職」による、さまざまなフォローを受けられます。
なんてうらやましい。。
これは、間違いなく利用した方がいいです。

めちゃくちゃ真剣に、学生を就職させたいと考えてくれています。

なぜなら、学校は就職率というものがダイレクトに入学希望者数に影響するからです。
中学校や高校の教師が、自分の教え子に学校を紹介するときにも、この就職率を見て勧めることがあります。

この学校に入れば、社会で通用しやすい能力・キャリア・経験が付く、という考えになります。

 

学校では、就職可能な会社を、求人票という、会社がつくって送っている

「うちに来てくれ頼むよ」な内容が書かれた紙を、持っています。
会社によっては、ご挨拶に足を運び、こんな学生さん!というイメージまで伝えることが多いです。

IT系なら、うちはプログラミングできなくても、コミュ力重視!とか、プログラミングがんがんできたら、コミュ力いらないよ、とか、スキルなくても研修で付けるよ、とか。
求人票には企業ごとの募集の条件がたくさん書いてあります。

また、その情報や、直接見た企業の担当者を参考に、学校側も

「人を大切にする会社だ」
「怪しいブラックな会社だ」

と判断しています。
学校にいる「その学校のプロの就職支援者(職員)」を、活用しない手はありません。

 

そして皆さんは、求人票を見ることで、また学校の担当者と話してお勧めを知ります。
興味のある会社を見つけたら、記載されている応募方法で、応募します。
「直接電話ください」「就職サイトから受付けてます」など、書かれています。

 

【2.就職サイト】

就職サイトは、自分の求めるキーワード、特徴を打ち込み、しぼって会社を検索できます。

年間休日○日以上、福利厚生が~など、ソートをかけることができます。
そして、自己分析チェックなどもWebサイト上で簡単に来ます。
そのほか、サイトごとの就活イベントなどもあり、参加すれば同じ境遇の人たちと知り合いになれたり、出展企業の方々と色んな話ができるなど、メリットがとても多いです。

ただ、サイトごとに特徴や掲載している企業は違います。

それを理解した上で、エントリーをすることが必要です。

そして、どのサイトも、新卒の求めているところをカバーしてたくさんの人に使ってほしい、そう考えるため、情報量やそのサイトで「できること」が、過多になりやすいです。
つまり全部使いこなせないほどのサービスが盛りだくさんです。

使う側は、それをぜんぶめんどうくさい、と諦めるのではなく、これはいらない、これはいる、と取捨選択しながら利用すると良いでしょう。

実際に、活用するととても有効なイベントや情報は多いです。

企業によって、利用している就職サイトがちがうこともあるため、注意しましょう。

就活サイトを始めるときの超注意点:

就活サイトの登録時に利用規約や、チェックボックスをつけなくてはいけない場所など、たくさん見るポイントがあります。

その中に「就職エージェントサービスを使いますか?」という項目があります。
もしくは、そうした、通常のサービス以外のものに、契約させるチェック項目があります。

学生の方は特に、そこに気づかずに「ちゃんとした就活の会社がやってるんだから、変なチェックボックスはないだろう!」と考えて、ばんばんチェックを付けて画面を進めた結果、後からエージェント会社から電話がかかってきて「なにこれ?」となることが多いです。

ちなみにエージェントというのは、「就職する企業を紹介してくれるサービス」です。

そう聞くと良い会社に聞こえるのですが、使い方を間違えたり、良い会社を見定めないと人生をおかしくしてしまうものでもあります。

利用には注意が必要ですし、知らぬ間にサービスを申し込まないようにしましょう。

 

 

【3.企業の採用ページ】

もっとも確認すべきもの、です。
気になる企業があれば、かならずチェックしましょう。
というのも、

・学校の求人は、学校指定の限られたボリュームの求人票に記入した内容でしか登録できません。

・就職サイトは、1ページ何文字、という制限の中で、これも、記載しています。情報量が増えれば、お金がかかることもあります。

・その点、企業の採用サイトは、自由です。
書きたい情報をたくさん載せています。もちろん、就職サイトに重きを置く企業であれば、必ずしもそうではありませんが、気になる企業のページを見ないことには、どのみちはじまりません。必ず確認しましょう。

また、有名な大手企業などは、自社サイトでのみ最新の求人情報を展開していることもあります。
就職活動を始めた早い段階から、気になる企業はチェックしておきましょう。

もし、不安なことがあれば、直接連絡をして、確認するのも良いと思います。

ただし、相手も人間です。そして、あなたが電話やメールで質問をするということは、相手は通常業務を一回切って、その質問に受け答えをしている、ということになります。

何度も連絡したり、同じことを聞いたり、ということのないように、必要最小限にとどめ、連絡を受ける側の気持ちになって行って下さい。

 

すべてはコミュニケーション。

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