NO IMAGE

履歴書や面接ですぐにこたえられるようにしておくべき志望動機 その4<3つ目 志望企業>

◆4.「3、なぜその会社(企業)なのか」を決める

この会社に入りたい、が決まっている人はこのパターンです。

実は、大体の学生が、これです。
ブランドイメージ、福利厚生などから、入りたい(入ってもいい)企業は決まっているけれど、やりたい業界や職種はとくに決まっていない、という学生が多いです。
逆に言うと、企業としてはそこまで重視はしていないところも多いです。
そういう企業は、何をどんな業界でやっていきたいか、を重視して採用を決めます。

では、人事は「企業の志望理由」で何を聞きたいのか、というと「この会社に入って、こんなことがしたいです」という言葉から、どれだけ受ける会社のことを理解しているか、勉強してきたかを知りたいと思っています。
それを聞くことで、会社を本当に志望しているかどうかも、なんとなくわかります。

志望理由を聞いたとき、その会社でどんなことを自分がやるのかイメージがついていなかったりしたときによく出てくるキーワードがあります。
「社会貢献」「縁の下の力持ち」「御社の社是である○○」
使わないほうが良い、とまでは言いませんが、こうした使いやすいキーワードは、もう少し具体的な会社独自のサービスやブランドにまつわる話と付随させて、使うようにしましょう。

そして、会社のことは調べたのだろうけれども、出てきてしまうと身構えてしまうキーワードがあります。
「ワークライフバランス」「研修制度が魅力的」「社員を大切にする」「有給消化率が、、」「平均残業時間が、、」「Webの書き込みを見て、、」
これらは、残念ながら出すことでマイナスのイメージしかもたれません。

とくに「ワークライフバランス」は言葉の使い方を勘違いしている学生の多いNo.1キーワードといえます。
そもそもの意味は、家事や育児などプライベートとのバランスを持つことにより、より効率的に働けるようになること、を意味します。
しかし、学生が使うときには「プライベートも大切にできる環境」という意味で使っているようです。
そしてその本音は「プライベート『を』大切にできる環境」という気持ちがにじみ出てしまっています。

これらのキーワードを、よく見てみてください。
どれも「あなた自身が入りたい理由」であって、会社が採用したい理由につながるでしょうか。
志望動機を書くポイントは、その先に「企業が採りたいと思うようにさせること」です。
企業に、「恋」をさせなくてはいけないのです。
何十人、何百人と、採用担当が出会う学生の中で、あなたに対して「入ってほしい」と思わせる必要があります。

あなたの本心があふれただけの企業の志望動機を伝えても、それは難しいですよね。

その企業ならではのポイント、企業が売り出したい部分、自信を持っているところ、集めたいと考えている学生の情報を伝えましょう。
「あ、この人、私のことわかってる」と感じさせちゃいましょう。
どうしてもその会社に入りたいのであれば、以下のようなことを調べておくと良いでしょう。

ただし、ほかの2つとちがい、企業の情報は詳細に、具体的に、たくさんあります。なので、一例として多めに列挙しておきますが、自分にあったものを選んだり、考えたりしながら、志望企業に合わせた動機をまとめることがベストです。

→「現在の主力商品はなにか」=これは、必ず学習しておいてください。あと、売れ筋商品。

→「ほかの企業との違いはなにか」=会社から感じるブランドイメージや戦略、説明会で教えてくれる他社との差別化を強調したポイントをまとめて、自分の気持ちと一致できる項目として、伝えられるようにしておきましょう。

→「今後の事業展開はなにか」=あれば勉強しておきましょう。上場している場合にはインサイダーになるから言えません、という場合もあるのでもし説明会などで聞く場合には「お聞かせ願える範囲でよいのですが」など気配りもアピールしましょう。

→「どんな弱みがあるか、それに対してどんな対策をしているか」=企業の持つ弱み、現状のマイナス面、今後の展望を知っておくとよいです。四季報や、Yahoo!ファイナンスなどで概要を学ぶことができます。たまに、株価の推移や、企業の四半期決算を学んでくる方もいますが、そこまでしなくても大丈夫で
す。

→「どんな新卒を採りたいと思っているか」=説明会の内容や、リクルーターの話などから「管理者を増やそうとしている」「社内起業家(経営者志向)を求めている」「協調性を大切にしている」「コミュニケーション力より専門家意識を大切にしている」など、求めている人材を探るようにしましょう。

→「先輩社員が入社しているか」=先輩社員が多く入っている会社は、その学校の卒業生というだけで、社風と校風があっているイメージを持っていることが多いです。

→「会社の雰囲気が自分に合っていると感じているか」=インターンや、リクルーターへの相談、社内見学を利用して接点の事実をつくっておきましょう。
 特にインターンシップは時間を使ってその会社に参加する意思を見せるという意味でも、とても有効です。

どうしても「研修制度」などしか見つからない場合でも、その伝え方を「研修など、土日に自己学習を行う以外にも自分を高めやすい環境が整っている」など、その伝え方にも工夫をしましょう。

会社の志望動機がきまったら、それが自分よりなのか、企業に訴えられる内容になっているのかチェックできる簡単な方法があります。
それは「私は○○で、御社に入りたいと思います」とまとめた内容の主語を、以下のように企業の人事に取り換えてみましょう。
「当社はあなたが○○な方なので、入社してほしい・一緒に働いてほしいと思います」。

実際に自分がその会社に入って「入社したときに、他社ではなくこの会社でずっと働きたいという意思を持っていそうかどうか」を語れるようになることが「企業の志望同期」を伝えるうえで大切です。

この点についてはコンサルタント会社や広告代理店などに多いのですが、企業によっては「独立志向があるか」を重視するような会社もあるため、やはり、その企業の特徴をきちんと理解してまとめることが重要であるといえます。

NO IMAGE
最新情報をチェックしよう!