フリーランスエンジニアが押さえておきたいポイントとしては、税金や保険、また年金に関する知識になります。
■税金
税金については今まで所得税や住民税などについては、会社が全て支払いをしてくれていましたが、フリーランスになった事で確定申告を行い、自分自身で支払いをする必要があります。
このため、初めて確定申告をする時に戸惑うことがないように税金についてはしっかり勉強をして置くことが大切です。
税金を少なくすることが出来るように仕事に必要な物を購入した際には経費として計上することも出来るようになります。収入が多くなるとそれに比例して税金も高くなるため、税金の支払いを抑える為にも知識を身につけておくことが大切です。
■保険
次に保険についてですが、会社員の方であれば、社会保険に加入する事ができていましたが、フリーランスになると社会保険に入ることは出来ません。国民保険に加入する事になり、社会保険とは大きく制度や支払いをする費用も異なります。国民保険は収入によって支払いする金額も大きくなるため、注意が必要です。
また国民保険は自動的に加入する物ではなく、切り替えの手続きが必要になりますので、フリーランスエンジニアになった際には市役所や区役所で必ず手続きを行うようにして下さい。
■年金
最後に年金についてですが、会社員の場合は厚生年金に加入することが出来ていましたが、フリーランスエンジニアとして独立すると国民年金に加入する事になります。厚生年金と国民年金の大きな違いとしては将来受け取ることの出来る金額が大きく違いますので注意が必要です。これも市役所や区役所にて手続きが必要になります。
フリーランスエンジニアになってから収入が減ってしまった場合には軽減する事や支払いを待ってもらうことも出来るので、必ず事前に相談することが大切です。そのまま放置していると催促状が届くことになります。更に放置していると銀行口座の差し押さえなどの可能性があるので注意が必要です。
■まとめ
公的手続きなど、手間のかかるポイントではありますが、業務を継続し続ける上で大変重要なポイントとなりますので、1つ1つ確認しておきましょう。