インターネットの普及によってライフスタイルの多様性と共に、フリーランスも選択肢の候補に挙げやすくなっています。
ここではフリーランスエンジニアとして独立する場合のメリットとデメリットをみていきます。
■メリット
１．自由な時間
フリーランスエンジニアの最大のメリットだと言えるのが、働く時間や場所を自由にできることです。自宅やカフェなど最適な環境を選んで仕事に取り組むことができるようになります。特に通勤時間の削減は人生の時間が増えると言っても過言ではないでしょう。また、スケジュールは自分で組むことになりますのでプライベートにおいても、長期旅行などの都合をつけやすくなります。
２．自由な働き方
プロジェクトへの参加を自分で選択できることから仕事のやりがいが向上するメリットもあります。会社では利益が優先されますが、新しい分野への挑戦やスキル形成のために将来を見据えた働き方ができると言えるでしょう。
３．自由な人間関係
人間関係の維持に縛られないことも精神的な重圧が軽くなる場合があります。会社員では気が合わなかったり、苦手だったりする人でも避けて通ることはできません。人とのコミュニケーションの必要性は大事ですが、無理な飲み会や我慢できないほどの人付き合いは避けることができます。また、興味のある人にコンタクトをとることも自由です。
■デメリット
１．収入の不安定さ
対してデメリットには定期的に給料が支払われるわけではありませんので、収入の不安定さがあります。上記に挙げたメリットも金銭面に不安がない場合に成り立つものです。生活に困窮する状況になってしまえば、仕事を選ぶこともできませんし、休暇をとることも難しくなります。ある程度の余裕があるからこそ、活かされるメリットだと言えるのです。
２．すべて自分でやらなくてはいけない
また、働き方が自由であることは、全てが自分次第だということです。仕事を得るための営業や契約交渉、入金手続きやエンジニアとしての仕事まで一人でこなす必要があります。モチベーションの維持や自己管理ができなければ立ち行かなくなる可能性もあるのです。
■まとめ
フリーランスエンジニアになる場合のメリットとデメリットは表裏一体のような関係性です。メリットを活かすためには、独立までに人脈の確保や貯蓄などの準備をしておくことが賢明です。