フリーランスの世界でよく使われている言語の紹介

■メジャーなプログラミング言語

作りたいもの、働きたい業界によって使用する言語も変わってきます。
ここではフリーランスの世界で、最近よく使われている言語(案件の多い言語)を紹介します。

C言語(シー、シーゲンゴ)

例:カメラ、プリンターなど家電類
組込、ファームウェア開発によく使われます。
Webが発達し、Javaが主流になる前まではC言語の求人が特に多くありました。
昔からある言語で、安定した信頼性を得たい製品によく使われており、OSなどにも用いられています。
しょう。

C#(シーシャープ)

例:ゲームを含むアプリケーション全般
マイクロソフトが開発したオブジェクト指向言語です。
WindowsOS上で動かすアプリケーション開発に多く用いられています。
Web、デスクトップ、スマホなど環境を選ばず、いろいろなタイプのアプリケーション開発ができるのが特徴です。
開発環境もマイクロソフトから無料でダウンロードでき、UI作成がドラッグアンドドロップで簡単にできるなど、初心者がプログラミングを始めやすい作りになっています。

C++(シープラスプラス、シープラ)

例:ゲームを含むアプリケーション全般
Windowsアプリ、スマホアプリ、プリンターなどの組込開発など様々なところで使われています。
ニンテンドーDSやPlayStation3用のソフト開発にも使用されています。

java(ジャバ)

例:Webサイト(動き・サーバーサイド)、Androidアプリ
Webサービスの成長で一気に注目されるようになりました。求人も多くあります。
Webサイトでは主にサーバサイド(見た目ではなく動き)を構成します。
オブジェクト指向言語(操作の流れではなく、操作の対象に重点を置いた設計になっている言語)の代表でもあります。

java script(JS、ジャバスクリプト、ジェイエス)

例:Webアプリ、Webゲーム、Webサイト
JavaとJavaScriptは全くの別物です。
Web上で対象を見た目として動かすための言語です。
たとえば、Webサイト上で、マウスを写真の上に置くと、写真がズームしたりする、といった視覚的効果を作ることができます。
対象を動かす、といった特徴を使って、ゲームアプリの開発にも使用されます。

html(エイチティーエムエル)

例:Webサイトの見た目
HTMLは「HyperText Markup Language」の略で、webページを静的に構成するために開発された言語です。
HTMLはマークアップ言語と呼ばれる種類で、厳密にはプログラミング言語ではありません。※
Webサイトのほとんどは、この言語で見た目が作成されています。
※マークアップ言語は、テキストファイルの中に特定のルールを付けた記号を書くことによって、視覚表現や文章構造を追加したモノ。

CSS(シーエスエス)

例:Webサイトの見た目
CSSは「Cascading Style Sheets」の略で、webページの見た目のルールを決めるために開発された言語です。
webページのスタイルを指定するための言語で、HTMLと組み合わせて使用されます。
HTMLがウェブページ内の骨組みを作るのに対し、CSSでは文字のフォントや色などのルールを決めます。
CSSはスタイルシート言語の種類で、こちらも厳密にはプログラミング言語ではありません。
※Webページで使われる機能のスタイル(フォントなど)を指定するための言語です。

PHP(ピーエイチピー)

例:動的Webサイト、Wordpress
動的にHTMLデータを生成する(随時サーバーと通信しながらページを表示する)ことによって、動的なウェブページを実現できる言語です。
画像や文章を主にサーバーへ保存しており、ユーザーが使用する際にその都度通信をしながら表示させます。
Wordpressの普及と、Web案件の急増により、ニーズが高まっています。

Python(パイソン)

例:機械学習、AI、人工知能(アプリケーション全般)
機械学習の分野で良く用いられます。
自動化や人工知能の開発に使用され、デスクトップやスマホのアプリケーション開発に使用されます。
コードが短いため、読みやすく、初心者にも分かりやすい言語です。

Ruby(ルビー)

例:Webアプリケーション
日本人に開発されたプログラミング言語です。
食べログ、twitter。クックパッドなど、有名なサービスがこの言語で作られています。
Ruby on Railsという、Webアプリケーションが少ないコマンドの入力で比較的簡単に作れるフレームワークが有名です。

R言語(アール、アールゲンゴ)

例:分析資料
主に、統計解析に特化したプログラミング言語です。
統計解析と結果をわかりやすい見た目で表示するシステム「R」専用の言語です。

Perl(パール)

例:Webサイト、テキスト分析
簡潔な記述や柔軟性、拡張性の高さが特徴的で、Windows、Mac OS、Unix系OSで活用されています。
特に、UNIX系OSを中心に広く使用されている言語です。
Webサイト作成でも活躍しており、mixi、Movable Typeなど、この言語で作られています。
また、テキスト処理にひいでているため、テキスト分析にも用いられます。

Objective-C(オブジェクティブシー)

例:Apple製品向け
iOSアプリを開発するために使用する、C言語をベースにしたオブジェクト指向言語です。
独特な記述をするため、ほかの言語とは構文等かなり異なります。
なお、C言語→Objective-Cや、その逆にソースを自動生成し直すためには、クロスコンパイラという技術が用いられます。

swift(スウィフト)

例:Apple製品向け、Webアプリケーション
Apple社が開発した言語です。Objective-Cの他の言語の上位言語となります。
コードがPythonなどの様に分かりやすく書きやすくなっています。
また、Webアプリケーションも作成できるようになっています。

※参考:「サムライエンジニア塾」ブログより
『 プログラミング言語「Swift」とは?大注目言語を徹底解説!』

プログラミング言語「Swift」とは?大注目言語を徹底解説!

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