フリーランスエンジニアになるための心構え

■フリーランスになるリスク

フリーランスになる場合には、ある程度その仕事のことを専門的に学ばなければなりません。例えばフリーランスエンジニアの場合には会社員としてエンジニアを行っており、そこから独立する方はとても多いです。会社員では基本的に上司の指示に従ったり、自分のスキルに見合った仕事を依頼されることが多いはずです。また、チーム単位で仕事をすることも多く、工程管理も含め、ほかの仲間が自分に足りないスキルを補っていてもくれます。このように考えれば、最初からいきなりフリーランスになってしまうことは、リスクでしかありません。

■必須のスキルと土台を独立前から身につけよう!

1.「時間の管理」

とはいえ、忙しい会社員をしながらフリーランスの仕事を行うのは大変ですが、会社には必ず休みがありますのでその休みの時間を使いながらフリーランスの準備をするべきです。もしその時間すらない場合には、厳しい言い方になりますが、独立したとしてもうまくいく可能性はとても低いと考えてよいです。もしフリーランスになった場合には、様々なエンジニアの仕事を、限られた時間、時には厳しい締切の中で、自分が請け負っていかなければならなくなります。

2.「営業力」

独立エンジニアの種類には様々ありますが、どの種類にあっても顧客を獲得しないことには、独立しても赤字を出す可能性が高くなります。まずは会社員を続けながら副業として行うなどして、仕事を獲得する手段を身につけておきましょう。現在は、Webサービスでフリーランスが活用できる受注サービスも多くありますし、正社員待遇を受けながら、フリーランスで働けるようなサービスもあります。いろいろなサービスを調べ、実際に受注してみると良いでしょう。もちろん、企業によっては副業が禁止されている場合もありますので、今の会社員生活を続けながらできる方法で身につけてください。無理をして懲戒解雇なんてことになってしまっては、元も子もありません。

■「継続力」(顧客)

副業などで実際に受注と納品を経験していくと、信頼して継続的に仕事をくれる顧客が手に入ります。サイトに登録して仕事を募集している場合には「お気に入り」や「いいね」などで自分のページに顧客が信頼度を点数で付けてくれる場合もあります。その点数も、顧客が発注をする判断材料にもなってくるため、これもとても大切な宣伝ツールです。また、SNSなどで自分のページを立ちあげ、さらなる顧客の誘因を行うサービスに手を付ける方もいるでしょう。そうして少しずつ信頼をつけていき、顧客をふくむ最低限の継続力(運営ノウハウなど)を確実に獲得した後に、独立するのがよいかもしれません。

■エンジニアの種類の選び方

仕事を受けるエンジニアの種類に関してはシステムエンジニア(SE)が一般的となりますが、それ以外でプログラマーなども人気があります。システムエンジニアの方がITの構築といった意味においては重要な役割を果たしています。もちろんプログラマーがいなければ仕事にならない場面もありますが、その経験のみで独立するには若干心もとない部分があるのも事実です。なぜプログラマーが心もとないかといえば、それは日本人でなくてもできてしまうからです。
例えば、海外のプログラマーを外注で雇った場合、日本人の時給の半分以下で行ってくれる場合もあります。それを考えると多くの企業は正確なプログラムをしてくれるのであれば、国籍問わず安い方に頼むはずです。
それ以外にも、データベースエンジニアやネットワークエンジニアそしてセールスエンジニアなど様々にジャンルが分類されていますので、自分が一番がばれそうな分野を選ぶ必要があります。

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