xserver_「BackWPupに高い負荷がかかったことによるプラグイン停止」への対処方法

■はじめに

以下のメールがXserverのサポートから送られてきました。

お客様のサーバーアカウントにおいて、
負荷が著しく高い状況が確認されましたのでお知らせいたします。

※4/28 3:00頃 高い負荷を検知しました。

この度の負荷につきまして、当サポートにて調査したところ、
当該ドメインにて負荷時間帯に「/wp-cron.php」へのアクセスが多数ございました。

WordPressのプラグイン「backwpup」に関係する処理が起動されており、
高負荷の原因である可能性が非常に高くございます。

そのため、事後のご案内となり大変申し訳ございませんが、
同収容サーバーをご利用のお客様への悪影響が懸念されたため、
お客様のサーバーアカウントに対し下記の制限を個別に設けております。

▼サポートにて実施した制限内容
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・該当ドメインの下記ディレクトリのパーミッションを実行できない値へと強制的に変更
【/public_html/wp-content/plugins/backwpup】

  ※当制限下においては、
   プラグイン【backwpup】が起動できなくなっております。
———————————————————————-

大変お手数ですが、アクセスログ・アクセス解析等をご確認のうえ、
頻繁にアクセスがあるファイル・プログラムへの負荷軽減対策や、
利用されておりますプラグイン「backwpup」の設定の見直しや
WordPressのcron設定の見直しなどを
早急に行っていただきますようお願いいたします。

※負荷の原因特定が困難である場合は、
  別のバックアップ用プラグインなどをお試しください。

また、上記の負荷対策後は必ずサポートまでご連絡ください。

ご連絡いただいた負荷対策の内容を確認した上で、
一定期間負荷状況の調査を実施いたします。

今後も同様の負荷が継続する場合、
お客様のサーバーアカウントに対して、
個別のリソース制限を設ける可能性がございます。

※リソース制限が実施された場合、
  お客様のサーバーアカウントにてご利用可能なリソース量(負荷量)が制限され、
  CGI、PHP実行時にリソース制限エラー(500エラー)が発生しやすくなります。

なお、当サービスでは、契約プランにおける負荷の上限値は非公開としており、
この度の負荷に関して具体的な数値のご案内はいたしかねます。

この対処方法を説明します。

 

■対処方法

1.プラグインを使用可能にする

以下を参考に、Xserver側に使用不可にされたプラグインを有効に戻す。

<xserver_「Fileマネージャーからプラグインを有効、無効にする方法」プラグインを入れてWebサイトが真っ白になってしまったときに有効!>

 

2.次の2つの設定を見直す

A. 「サーバーの負荷を軽減」する設定を有効化

「BackWPup」→「設定」→「ジョブ」タブ→【サーバーの負荷を軽減】という項目を「無効」から変更する

 →「変更を保存」をクリック

「最小」はやや負荷を抑える設定
 「最大」は最も負荷を抑える設定
 「中」はその中間となる設定

 

B. バックアップ処理の実行時間を変更する

「BackWPup」→「ジョブ」から既存ジョブの「編集」をクリック
 →「スケジュール」タブで「スケジューラー」の時間を変更

※サーバーの負荷が高まりやすい「午前1~3時」ではなく、別の時刻を指定して、変更を保存

 

 

 

バックアップはこまめにとろう

 

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