「周りのことを気にしないと周りの人に優しくなれない」という言葉

ラジオで武井壮氏が言っていた言葉です。

リスナーの質問で「もともと相手に反対するような意見をどんどん言うタイプの人間だが、
就職活動中のグループワークで、このままではいけないと感じて、自分の行動を見直しながら活動をした。
そんな風に自分を隠す行動に違和感を感じつつ、
これから社会に出たらそうし続けなくてはいけないのかと、疑問を持った」
という内容について、
この質問者はしっかりとした自分を持った人だ」
と伝えたうえで、武井氏自身も
十種競技などで結果を出して天狗になっていた時期があり、そのときには周りに気を使わなかった。
その結果、人が集まらなかった」
と言っていました。

1人でできることなど何もなく、たくさんの人が笑顔になり集まってくるような人間にならないと、何も達成できないこと。
そして、魅力ある人間になるには、周りに気を遣うことはとても大切であるということを言っていました。

学生時代など若い時期、
「周囲に気を遣って話すなんて、自分に嘘をついているんじゃないか」
自分を偽らないといけない環境なんて、自分にあっていない」
自分はみんなとちがう」
など、悩むことや、わが道を行くという選択をする人も多いと思います。

ただ、周りを気にしなければ、その人たちの気持ちを察することはできません。
察することができなければ、その人たちが求めていることはわからないし、その人たちがあなたのためにしている思いやりの言動も気づけないでしょう。

周り、と一塊にせず、1人1人を別々に考えることも重要です。

1人1人を気にかけることは、最初のうちはとても大変ですが、そのうち慣れます。
早い段階から、一生懸命アンテナをはり、関わるようにして、慣れておくと良いでしょう。

ただし、注意点があります。
周りに合わせる、というのは自分の意見を周りに合わせてまげる、ということではありません。

自分の意見をきちんと伝えながら、ただ相手の意見を否定しないように工夫することが重要です。
自分の要望、立場、意見はきちんと伝える。

そうしたテクニックを身につけられるようにしましょう。

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