・学校の就職支援センターを超お勧めする理由
たいていは、求人票を見せてもらったら、そこに書いてある申込方法を学生が実施するパターンがほとんどです。
だから、「予約」と言っても、そんなにキャリアセンターや就職相談室を使用しないことも多いはず。
ただ、「希望する会社のOBOGを紹介してもらう」「履歴書をチェックしてもらう」「面談で不安を取り除いてもらう」など学校はイベントをやっています。
学校の就活支援の窓口では、キャリアコンサルタントをはじめ、「学校専属の就活のプロ」が皆さんのフォローをしてくれます。
外部のエージェントなんかよりもはるかに力になってくれるはずです。
理由は以下の通り。
1.学校に直接来る「この学校の生徒を就職させたい!」という企業の求人を知っている
2.学校に来た企業の人事と話し、ブラック企業であったり怪しい企業の情報を知り、そこを取り除いてくれる
3.OBOGが多くいる企業を知っている
4.最新の企業の状況や業界の情報を知っている
5.毎年数多くの学生の履歴書や面談練習に付き合っているので、不安になるポイントを分かっている
なにより、
6.就職の成功率を皆さんの中の誰より上げたいと考えているので、一生懸命親身になってくれる
・利用するときに注意すること
9月、10月頃に、学校の就職課へ行くと、こんなことを言われます。
学校「公務員試験から就職に変更した学生なのですが、とてもまじめでコミュニケーション力もある学生がいるんです。御社ではまだ採用をしていますか?」
私「はい、しています」
学校の就職課(キャリアセンター)では、学生を覚えていて、紹介しても問題ないと思う学生は、学校側からアクセスをしてくることがあります。
もちろん、学校側による学生の評価を、こちらも鵜呑みにしているわけではありません。
なんとか滑り込ませたい気持ちもあるであるでしょう。
一方で、ふまじめな生徒ではないであろう、ということもわかります。
なぜなら、紹介した結果、ドタキャンなどひどいことをすれば、紹介する就職課の、会社からみた信頼がなくなってしまうためです。
とはいえ、これは「あわよくば、就職させちゃえ!」という学校もあるかもしれませんね。笑
脱線しましたが、何を伝えたいかと言うと、
「職員も人間 → 変な形で応対すると、印象に残るぞ!」
ということです。
そして、就職が決まらないまま、10月頃になった時、最初の印象がきっかけで紹介しづらい学生、と思われてしまう可能性もあります。
「いやいや、私はそんなに長くやらないっすよ、就活」
なんて人もいるだろう。しかし、人間何があるか分かりません。
なんだかんだ、決まらない可能性もあれば、決まった後で「やはりもっといろんな会社を見たい」などと就活を再開するかもしれません。
そんな可能性が少しでもある以上は、そして、そのタイミングで学校の就活支援室に行く可能性があるなら、普段から丁寧に、対応すべきです。
就職課は完全に皆さんの味方です。
頼って、何でも言って、力になってもらいましょう。