■インターンの「私服OK」って本当?!
・私服OKと書いてあるならOK
参加学生からよく「私服OKとありますが、実際に参加する人の割合はどうでしょうか」と質問受けます。
5:5の時もありますが、1:9でほぼスーツ、ということもあります。
では、実際のところどうでしょうか。「OK」と書いてあるなら「OK」で問題ありません。
私のIT企業でも私服OKとしていますが、理由として
「PCの作業は疲れやすいのでリラックスして参加してほしい」
「(夏休み期間)暑いと通勤も大変なので、楽な格好で参加してほしい」
「そもそも、会社がスーツでも私服でもOKだから」
などあります。
逆に、アパレル・広告代理店などでは「その人の個性を見る」理由で指示している場合もあります。
応募する業界によって、工夫する必要があります。
・実は難しい私服
とはいえ、実は私服は個性が出やすいため、印象をつけやすいツールでもあります。
良い印象も付けられる半面、悪い印象を付けてしまうこともあります。
インターンという短期間で、企業の方々に判断されてしまうのです。
・無難なのはやはりスーツ
そんな中、やはり無難なのはリクルートスーツです。困った時は頼ってしまってよいでしょう。
出社してから、「ネクタイ外しても良いですか?」「ジャケット脱いでも良いですか」
と聞いて、スーツのルールの中で、「参加のしやすい恰好」を工夫することもできます。
また、複数日のインターンであれば、初日はスーツで行き、その企業の人たちがどんな格好で仕事をしているのか、チェックしてから、翌日以降で私服を選ぶと会社の雰囲気に浮かずに参加することもできます。
・私服で参加する際の気を付ける5つのポイント
では、私服で参加するのであれば気を付けたい、4つのポイントです。
1.個性の強いアイテムは使わない
いわゆる「印象付け」をしやすいです。それが良い技術を持っている人であれば別ですが、悪い参加姿勢だと、完全に覚えられます。
例:派手なフレームの眼鏡、派手な髪の色、香水、アクセサリーなど
また、空気の読める人は、アイテムはあえてシンプルなものを選んで参加しているようです。
2.清潔感のある服装にする
髪型、ひげをそる、など身支度含め、清潔感のある服装を心がけましょう。
3.露出の多い服は避ける
短パン、タンクトップ、キャミソールなどは会社の中の服装としては不向きです。
4.私服=いつも来ている服ではない
企業が伝えている「私服」というのは「スーツではなくても良いです」という意味です。
「デートできる私服」「だらっと休みを過ごすための私服」などと同様に、「会社に来て仕事体験をするための私服」もあるはずです。
靴については、サンダルのような会社で履かないものは避けてください。
ジャージや、穴あきジーンズ、などは避けて、目的にあった私服を選んで参加しましょう。