[WordPress]「Broken Link Checker」リンク切れを自動でチェックしてくれるすぐれものプラグイン

■サイトのリンク切れがどんな結果を引き起こすのか

ずばり、サイトの信頼性を落とします。

自分があるサイトを訪問して、リンクをクリックしたときに「存在しないページです」なんて表示が出たら、
「古いサイトなのかな」「あまり管理されていないのかな」と思いますよね。
それだけでなく「どうせ切れているかも」と思い、他のクリックをする気も無くしてしまいます。

アフィリエイトなどやっている方の場合は、ユーザーの購入機会をなくすため、大きな機会損失にもつながります。
それだけではなく、「SEO対策」の上でも影響が出ます。
というのも、検索エンジンに表示されやすい順位は「クローラー」と言われるシステムで世界のサイトがチェックされて決まっているためです。
チェックの際に、リンク切れがあると、サイト内リンクの場合など、クローラーの訪問機会を失ってしまいます。
いわば、検索順にアップの機会損失、とも言えます。

そのため、リンク切れのないサイトにすることは大切です。

 

■リンク切れのきっかけ

さまざまな理由で起こりえます。
・外部リンク先のサイトのURLが変更になっていた
・外部リンク先のサイトが削除されていた
・サイト内リンクの記事を削除した後、メンテナンスし忘れた
・サイト内リンクのリンクパスを編集した後、メンテナンスし忘れた
・アフィリエイトリンクが期間切れで削除されていた
など

気付かないうちにということも起こります。
こんなときに、自動でリンク切れチェックをしてくれるプラグインがこれです!

 

■「Broken Link Checker」の使い方

◇インストール

1.「プラグイン」メニューをクリック→画面右上の検索ボックスへ「Broken Link Checker」と入力し、検索

 

2.「Broken Link Checker」プラグインが表示されましたら「いますぐインストール」をクリック→インストール終了後「有効化」をクリックし、完了

 

3.ダッシュボード上には、自動でリンクチェック結果が今後表示されるようになる。

※有効化終了後、自動でリンクチェックがおこなわれ、サイト全体の、リンクの状態がダッシュボードへ表示されます

 

◇リンクエラーの表示

ダッシュボード上の「リンクエラーを発見しました」をクリック、もしくはメニューの「ツール」→「リンクエラー」をクリックすると、エラーの詳細が確認できます。

 

◇リンクエラーの対処

・「URLを編集」…リンク先が間違っている場合はこの画面で編集します。

・「リンク解除」…設定されているリンクが削除されます(記事の文字が削除されるわけではありません)※ステータスがリンクエラーではなくなります
・「リンクエラーでない」…リンクエラー一覧から削除されます(リンクエラーではない、とプラグインに覚えさせます)※ステータスがリンクエラーではなくなります
・「無視」…リンクのステータスが「エラー」から「無視」になります。※ステータスがリンクエラーではなくなります
・「再確認」…HTTPの詳細なコードなど情報一覧を表示できます。

 

◇「Broken Link Checkerのオプション」

「プラグイン」メニューをクリック→「インストール済のプラグイン」→表示される「Broken Link Checker」の「設定」をクリックすると、「Broken Link Checkerのオプション」という画面が表示されます。
ここでは、プラグインを使用する上で、いろいろな設定ができますが、デフォルトのままで十分に利用できます。

参考までにどのようなことができるのか、オプションの中にある「一般設定」の項目のみ、あげておきます。

・ステータス…現在のブログ内のリンクの状態が表示されます。
・各リンクをチェック…リンクを何時間ごとにチェックするか設定できます。
・メールで通知…検出されたエラーについて、メール通知を受け取るかどうか設定できます。
・通知メールアドレス…通知されるメールアドレスを設定します。
 ※WordPressの「設定」→「一般」で設定したメールアドレスを使う場合は、空白のままで大丈夫です。

 

■リンクの場所に取り消し線が入ってしまう場合の対処

このプラグインを有効化した後に、リンクの文字に取り消し線が入っていたら、このプラグインが原因です。
該当する場所が「リンクエラー」として上がっていると思うので、「リンクエラーではない」をクリックしてください。

 

■まとめ

インストールして、有効化するだけで存分に能力を発揮できるプラグインです。(私がそうしています)
リンク切れは自分原因ではなくても起こる現象です。
ダッシュボードで簡単に確認でき、とても使いやすいので、ぜひ活用してみてください。

 

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